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マーマレードを塗ったくり、なんの役にもたたぬことを考えつき続けている


by shimamelon
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島田虎之介と西岡兄弟・兄の対談

アックス Vol.43 の特集は西岡兄弟。
西岡兄弟の漫画は読めばそこそこ面白いんだけど、好きになれない不思議な作家だなー、と思っていた。
しかし島田虎ノ介との対談。大好きだ、シマトラ。「ラスト・ワルツ」の最初に読んだ2コマ目でなぜか爆笑して心つかまれて以来、とりつかれ続けてます。
そしてこの対談で、西岡兄弟がどうして好きになれないのか、そして島田虎ノ介がどうして好きかがわかった、ような気がする。
ま、好きになれない人はおいといてシマトラ。
「蛭子能収さんみたいな絵が描きたかったり、ひさうちみちおみたいな絵が描きたかったり、でも結局赤塚不二雄風にした」
「僕の漫画はわかりにくいとよく言われる。一方、高橋留美子さん。出せば100万の単位で売れますが、彼女の漫画の登場人物の顔はみな同じだ。僕の漫画の登場人物は1人1人顔が違うからわかりやすいと思うんだが・・・」
「僕の妻に言わせれば、萩尾望都の「バルバラ異界」の方がよっぽど難しいそうだ」
などなど、彼の漫画みたいに面白いこと言ってる。
シマトラさんの漫画は映画みたいとか言われ、彼自身も「小説書きたいと思ったことはない、映画の方が惹かれる」というようなことをおっしゃっているが、ずっと映画なんてとらないで漫画かいててほしい。それより日記つけてほしい。作家の近況もとても面白いので是非是非!だ。
by shimamelon | 2005-03-03 12:27 | 部員日誌